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 新型コロナウイルスが自衛隊の訓練にも影響している。感染防止のために規模が縮小され、テレワークならぬ「テレ訓練」の試みも始まりつつある。

 23日、静岡県の東富士演習場で陸上自衛隊最大の実弾訓練「富士総合火力演習(総火演)」があった。例年と異なり、各地の部隊は集めず、近くの部隊だけが参加。恒例の一般公開も中止された。

 演習は離島に上陸してくる敵を制圧するシナリオで、主役の一つは、一昨年に発足した自衛隊初の水陸両用部隊「水陸機動団」。しかし、拠点が長崎県のため参加できず、スクリーンに部隊の映像を映す「動画参加」となった。

 演習は、若手自衛官が全国から集まり、実弾の威力などを学ぶ場としても活用されてきた。ただ今回はそれも難しいため、訓練の様子をユーチューブでライブ配信し、映像を見て学んでもらう「テレ訓練」(幹部自衛官)を導入した。

 砲弾の発射や破裂の様子を撮影し、ドローンも使って現場と近い感覚になれるよう工夫した。陸自トップの湯浅悟郎・陸上幕僚長は「肌で感じる(訓練の)効果は減少する」と負の側面があることは認めつつ、今後も影響を最小限にとどめる方策をとっていくとしている。自衛隊幹部のひとりは「訓練のあり方も『withコロナ』にならざるをえない部分が出てくるだろう」と話す。

 一方、海空の自衛隊は、多人数…

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