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 北海道夕張市特産の夕張メロンの初競りが25日、札幌市中央卸売市場であった。最高値は1箱(2玉)12万円で、昨年の500万円に比べ、約40分の1の値段に落ち込んだ。新型コロナウイルスの影響で観光の需要が減る中、販売先の見通しが立たないためとみられる。

 落札したのは、釧路市の仲卸会社。販売先はまだ決まっていないという。

 夕張メロンは毎年初競りで高値がつくことで知られ、2010年以降の最高額は毎年、100万円以上だった。札幌市中央卸売市場によると、12万円は記録が残る01年以降、最も安い。札幌みらい中央青果果実部の木澤岳志さん(62)は「夕張メロンは近年、インバウンドなどの観光客に多く購入してもらっていたが、今年はコロナウイルスの影響でその見込みがない」と話した。(川村さくら)