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 人が減り、生活に必要なインフラも次々に消えていく。それなら自分たちでやってしまおう、と考えた町がある。ガソリンスタンド、日用品の売店、高齢者の見守り、そして葬儀まで。人口減少に悩む自治体のモデルになるかもしれない。

 高知県北部の山あいにある人口約3500人の梼原(ゆすはら)町に、全国から視察が相次いでいる。今年2月、高知市から車で2時間以上かけて記者が訪ねると、道沿いに小さなガソリンスタンド(GS)が見えてきた。

 見た目はなんの変哲もないが、この「しまがわSS」が注目されているのは、住民らが自ら出資し、経営しているからだ。

拡大する写真・図版住民たちが出資した会社が運営するガソリンスタンド。店内では生活用具や食料品も売られている=2020年2月18日午後1時40分、高知県梼原町、清水康志撮影

 「いらっしゃい。仕事は順調?」

 顔見知りの運転手に声をかけて…

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