観客はサッカーの「情熱」 小柳ルミ子さんが寂しい理由

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聞き手・中島鉄郎
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 サポーターを「12人目の選手」と呼ぶほど観客席とピッチの一体感が強いサッカー。それが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、「無観客試合」での再開となる公算が大きい。サポーターのいない競技場で、サッカーの本質は変わるのだろうか?「超」がつくサッカーマニア、歌手の小柳ルミ子さんに聞いた。

 

 ――これまで無観客試合をテレビでご覧になったことは?

 「けっこう見ていますよ。南米アルゼンチンの強豪クラブ、ボカ・ジュニアーズとリバープレートの試合で、相手サポーターのバスを襲った事件のペナルティーでリバーのホームゲームを無観客試合で行われたのを見ました。ほかにも何試合か見たことがあります。多くは、人種差別行為に対する処分の一環、『罰ゲーム』のような理由だと思います」

 「サッカーは全世界のあらゆる民族、人種の人が楽しむスポーツなので、人種差別行為には厳しく臨んでいて、サポーターの行為でもチームが罰則を受けるのです」

 ――無観客試合の感想は?…

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