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 全国の百貨店などで婦人服やインテリア雑貨などを販売してきた「ハヴァナイストリップ」(神戸市中央区)が25日、神戸地裁に自己破産を申請した。帝国データバンク神戸支店によると、新型コロナウイルスの感染拡大により出店先の百貨店などが休業したことで、急速に資金繰りが悪化したという。負債額は約11億5千万円とみられる。

 同社は1974年創業。婦人服ブランド「ハヴァナイストリップ」で知られる。2008年7月期には約41億7600万円の売上高があった。

 しかし、近年は個人消費の低迷で不採算店舗の閉鎖なども続き、19年7月期の売上高は約20億2800万円に落ち込んでいた。大手通販サイトへの出店などで再建を図っていたが、新型コロナの影響が直撃した。

 同支店によると、新型コロナ関連の経営破綻(はたん)は県内13件目で大阪と並び、東京と北海道に次いで全国3番目。うち6件がアパレル関係という。情報部の小沢貴裕副係長は「倒産のほかアパレルの自主廃業も多い。『ファッションの街・神戸』の姿が大きく変わりかねない」と危ぶむ。