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 新型コロナウイルスにより、数カ月にわたって活動の場が失われてきた芸術家たち。この時をどう受け止め、過ごしているのか。兵庫県出身で英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルの平野亮一はいま、ロックダウン(都市封鎖)の続くロンドン郊外の自宅で、前向きに日々を送っている。

拡大する写真・図版英国ロイヤル・バレエ団でプリンシパルを務める平野亮一さん。「眠りの森の美女」の一場面から(C)Emma Kauldhar(本人提供)

プロフィール
 ひらの・りょういち 1983年、兵庫県尼崎市出身。2001年、17歳でローザンヌ国際バレエコンクールのプロフェッショナルスカラシップ賞を受賞。英国ロイヤル・バレエ団の研修生に。02年に正式入団し、12年からファーストソリスト、16年から最高位のプリンシパルを務める。

オペラ・ハウス休止 「けじめつけてくれた」

 ――ロイヤル・オペラ・ハウスはいつから休止していますか。

 「カンパニーから休みになると連絡があったのは3月16日でした。リハーサルやクラスはなくなるけど、スタジオはまだ自由に使えた。3日後には舞台もキャンセルになりました」

 「やっとけじめをつけてくれたと思いました。オペラ・ハウスの閉鎖はヨーロッパでもかなり遅かった。人との距離が近い仕事だから対処しないといけないんじゃないかって僕たちダンサーは心配でした。社会的な場所としての責任もあります」

記事の後半では、自宅で庭いじりやDIYを楽しんでいる様子や、ファンや日本で活動するダンサーへのメッセージも紹介しています。

「白鳥の湖」も中止に

 ――平野さんがジークフリート王子役で出演予定だった「白鳥の湖」も中止になりました。

 「残念は残念ですけど、大変な…

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