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 中国で新型コロナウイルスが流行していた今年2~4月、新型コロナに絡んだ犯罪行為で、当局が計3751人を逮捕し、うち2521人を起訴していたことがわかった。中国の最高人民検察院の張軍・検察長が25日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の活動報告で明らかにした。

 検察院が公表した事例によると、新型コロナの流行後、村の入り口で個人情報の記入を求められたことに腹を立てた3人組が係員を殺害した▽「新型コロナに感染しているので、うつしてやる」と脅し現金をゆすりとった▽マスクや体温計を販売すると偽って計26万元(約400万円)あまりをだまし取った――などの事例があった。

 このほか、偽マスクを販売したり、医療廃棄物の処理が適切でなかったりした業者らへの民事訴訟などが計2829件起こされたことも明らかにした。(北京=高田正幸)