[PR]

 ファミリーマートは25日、加盟店主の希望による時短営業の第一陣として、6月1日から、各地の787店が営業時間を縮めると発表した。入居施設の都合などによる時短店は以前からあったが、1642店に増える。国内全店の約1割にあたる。

 今回時短に踏み切る787店のうち、営業時間を毎日短くする店は514店、日曜のみは273店。閉店と開店の時間は、午後11時~午前7時のあいだで30分刻みで設定される。

 営業時間を短くする理由は「人員不足」が最も多く57・5%。次に多かったのは「夜間の客数が少ない」で18・9%だった。

 営業時間は従来、24時間を原則としていたが、人手の不足を背景にした労働環境の悪化が社会問題になった。ファミマは、店主が希望すれば、本部の同意がなくても時短を認める方針を打ち出していた。

 これを踏まえ、当初は1千店余りが時短の希望を本部に伝えたが、売り上げや利益が減る懸念から、最終的に787店になったという。

 「脱24時間」の店は徐々に広がっている。セブン―イレブンでは約300店が時短に移行し、ほかに約500店が実験中だ。ローソンでは5月1日時点で249店が時短営業中という。(中島嘉克)