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 6月1日から学校を全面再開する石川県白山市は、新型コロナウイルス対策として市内27校のすべての小中学校に体温検知器「サーモグラフィー」を配備することを決め、25日から試験的な運用を始めた。

 朝8時半すぎ、白山市末広の松任中学校では、正面玄関に検知器2台を設置。分散登校してくる生徒らの体温を教師らがパソコン画面で確認していた。最大20人ほどの認識が可能な「多人数認識型サーモグラフィーカメラ」だ。マスクをしていても計測できる。体温が37・5度以上だと赤字で表示される。

 市教委によると、22校に同型の検知器を24台配備。小規模の5校には寄付された小型の検知器を配る。費用は2970万円。国からの交付金をあてる。「玄関で感染の兆候を見つけられる。教室での個別の検温も不要になり、すぐに授業を始められる」としている。(萩一晶)