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 今秋に予定されていた第73回全日本合唱コンクールの全国大会中止が25日に決まり、各校の生徒たちは悔しさをにじませた。

 全国大会中学部門(混声)で、最高賞の文部科学大臣賞を昨年まで2年連続で受賞した郡山第五中(福島県郡山市)。この日、合唱部員21人が集まった音楽室で、顧問の橋本厚子教諭(56)が「とても残念ですが、全国大会が中止になりました」と切り出すと、うつむき、涙を流す部員が相次いだ。

 4月21日から続いた休校が終わり、この日から学校が再開したばかりだった。自宅で発声など基礎練習を続けていた部長の小針夢月(むつき)さん(3年)は「予感はしていましたが、大会中止はつらく、悲しい。先輩たちの素晴らしい音楽に自分たちがどれだけプラスできるかやりたかった」と涙を浮かべた。

 部活の再開は未定だが、橋本教諭は「みんなで練習してきたことは無駄ではありません。コンクールがなくてもこのメンバーでできること、いい思い出を作っていこう」と呼びかけた。

 全国大会高校部門(Aグループ)で、同賞を昨年と一昨年に獲得した清泉女学院(神奈川県鎌倉市)のソプラノパートリーダー西岡君恵さん(2年)は「コンクールは青春そのもの。(中止は)一人で受け止めるには大きすぎて、実感できません」と言葉を絞り出した。

■「心に穴があいた…

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