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 新型コロナウイルスの感染拡大で、3月から約2カ月間にわたって全土がロックダウン(都市封鎖)されたイタリアで、封鎖期間中に国民が1日平均で12回手を洗っていた、とする調査結果が25日、発表された。調査した同国の国家統計局によると、調査対象者の約9割がマスクを着け、人と1メートル以上の距離を空ける規則も守っていたという。

 全土で封鎖が行われ、不要不急の外出が禁止されていた4月5~21日に調査した。手洗い回数の平均は11・6回で、「20回以上」と答えた人も17%いた。約3分の1が消毒ジェルなどを「1日に5回は使う」と答えた。外出を控えた人も多く、72%が「一度も外出しない」と答え、23%が「週に1度」だった。

 こうした感染予防策は、政府が外出禁止などとともに国民に呼びかけた。調査によると、91%が、これらの対策が感染の拡大防止に「役立った」と答え、指示が「明確だった」と答えた人も90%に上った。

 イタリアは欧州で最初に感染爆発が起きたが、外出禁止などで感染者数の増加率が減少。5月4日から段階的に規制を緩和している。(ローマ=河原田慎一)