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 京都市京セラ美術館(京都市左京区)が26日午前、リニューアルオープンした。老朽化による改修工事で約3年にわたり一時閉館。当初は3月下旬にオープンの予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で4度延期され、ようやく実現した。

 1933年の開館当時の外観を残しつつ、耐震化や展示エリアの増改築、カフェを新設するなどした。

 感染防止策として、当面は入場を京都府民のみとし、予約制を導入して30分単位で入場者数を制限するほか、入り口でサーモグラフィーにより検温も実施する。川口伸太郎副館長は「大変お待たせしてしまったが、アートが楽しめるよう、考えられる対策は全てやっていきたい」と話す。

 京都市左京区の水上伸子さん(59)は夫と来場。「中はモダンな感じ。思った以上にいいですね。久しぶりに楽しみます」と話した。

 同美術館では「杉本博司 瑠璃(るり)の浄土」展を開催中。記念展「京都の美術 250年の夢」の特別企画「最初の一歩:コレクションの原点」は6月2日~9月6日に展示する。(向井大輔)