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 ロッテのドラフト1位右腕、佐々木朗希投手(岩手・大船渡高)が26日、プロ入り後初めて、実戦形式のシート打撃練習に打撃投手として登板した。打者3人に本塁打を1本許したものの、最速160キロの球で2人を空振り三振に。「しっかり指にかかって良いボールが行った」と語った。

拡大する写真・図版シート打撃に登板した佐々木朗希(ロッテ球団提供)

 シート打撃練習は球種を伝えずに実施。最初の打者には4球目の157キロを右中間席に運ばれたが、これで「集中力が増した」。レギュラー筆頭候補で2人目の藤岡裕大(26)に対し、初球で160キロを計測すると、最後の球も160キロの直球で空振り三振に仕留めた。3人目も155キロの直球で空振り三振に。「過去に対戦した中でおそらく一番レベルの高い打者なので、気持ちが入った。スピードよりも空振りを奪えたことに喜びを感じた」と淡々と振り返った。

 新型コロナウイルスの影響でチームは3月下旬から活動休止と再開を繰り返した。寮では体幹や筋力トレーニングに励み、「地味な練習ばかりで気持ちを保つのは難しかった」。それでも、この日はフォークで空振りも奪い、直球の平均球速は約157キロ。18歳のルーキーの投球を吉井投手コーチは「実戦形式が初めての高卒投手とは思えないくらい安定した良い投球」と評価した。

 体重は昨夏より約7キロ増えて92キロに到達した。紅白戦を経て問題が無ければ、6月の1軍の練習試合で登板する見通しだ。佐々木朗は「結果を出さないことには1軍で投げられない。与えられた課題をクリアし、その中で1軍で投げられるようにしていきたい」と話した。(室田賢)

拡大する写真・図版シート打撃に登板した佐々木朗希=ロッテ球団提供

拡大する写真・図版シート打撃に登板した佐々木朗希=ロッテ球団提供