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 東京高検の黒川弘務・前検事長=22日に辞職=が緊急事態宣言中に産経新聞記者や朝日新聞社員と賭けマージャンをしていた問題で、東京都や神奈川県の市民でつくる団体「検察庁法改正に反対する会」が26日、常習賭博などの疑いで黒川氏と記者ら計4人を東京地検に告発した。

 法務省の調査によると、黒川氏らは5月1日と13日、都内の産経記者の自宅で賭けマージャンをした。黒川氏は産経記者の手配したハイヤーに同乗して帰宅。4人は約3年前から月1、2回程度で賭けマージャンをしていた。告発状では、1回のハイヤー代が1万5千~2万円だと指摘。3年間にわたる記者の肩代わりは贈収賄の疑いにも当たるとした。

 市民団体の共同代表を務める元長野県軽井沢町議の岩田薫さん(67)はこの日の会見で、「国民がコロナ禍で大変な中、黒川氏は軽い処分で終わり、退職金も支払われる。国民感情を代表して告発した」と説明。「記者らはマージャンをしないと情報が取れない問題があったのかもしれないが、日常的な癒着があったことは市民感情として無視できない」と批判した。

 この問題をめぐっては、東京都内の男性も25日、同様の告発状を検事総長宛てに送った。