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 山口県と鹿児島県で計5人の女児に触ったり、性的暴行を加えたりしたとして、強制わいせつや強姦(ごうかん)などの罪に問われた海上自衛隊鹿屋航空基地の元第1整備補給隊2等海曹上園大作被告(44)=同県姶良市西餅田=の判決公判が26日、鹿児島地裁であった。岩田光生裁判長は「極めて卑劣な犯行」などとして、懲役11年(求刑懲役13年)の実刑を言い渡した。

 判決によると、上園被告は2011年7月~12年1月、山口県内の当時の被告宅などで女児(当時8~9歳)1人に対し、4回にわたって性的暴行を加えた。19年5月~10月には、鹿児島県内の公園のトイレや乗用車の中などで、女児計4人(7~11歳)の着衣を脱がせて体に触ったり、携帯電話で撮影したりした。

 岩田裁判長は強姦について、女児の遊び相手となり家族と交流する中で繰り返されたとし「信頼や(女児の)未熟さにつけこんだ極めて卑劣な犯行」と指摘。強制わいせつなどについても、女児らと遊ぶ中で一連の犯行に及んだとし「常習性は顕著で、いずれも悪質」と述べた。(三沢敦)