[PR]

 環境省は26日、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場から漏れた泡消火剤に含まれる有害物質について、河川や地下水などの暫定目標値を決めた。地下水なども人体に入る可能性があるため、水道水と同じ厳しい基準にしたという。

 1リットルあたり計50ナノグラムという暫定目標値が示されたのは、PFOS(ピーフォス)と呼ばれる物質など2種類の有機フッ素化合物。暫定目標値に法的拘束力はないが、水質管理の目安となる。中央環境審議会(環境相の諮問機関)の部会で了承された。

 厚生労働省は、PFOSが米軍基地周辺の河川から高濃度で検出されたことなどを受け、2月に水道水の水質の暫定目標値を決めている。防衛省は4月、普天間飛行場周辺の海や河川の14地点で水を採取して水質を調べ、5月に「水道水とほぼ同じで、全く問題ない数値」と説明している。