大隈崇
世界の紛争地を取材してきたフリージャーナリストの西谷文和さん(59)=大阪府吹田市=が新刊「西谷流地球の歩き方」(かもがわ出版)を出した。戦火の苦しみや生活・習慣を、その地に生きる人たちの目線から、ユーモアを交えて描いている。
西谷さんは元吹田市職員。当初は休暇を使って東欧コソボやアフガニスタンなどを取材してきた。
米国などがイラクと戦争を始めた2003年に「イラクの子どもを救う会」を設立した。だが翌年、イラクで日本人が人質になる事件が起きると、同時期にイラクで活動していた西谷さんも「公務員なのに」とバッシングにさらされ、退職してフリーに転じ、その後も各地で取材を重ねてきた。
今回の新刊は、10年から毎日…
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