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 新型コロナウイルスの感染が不安な人が診察を受けることができる「発熱外来クリニック」が27日から県西和医療センター(奈良県三郷町)で始まる。26日、診察室などが報道陣向けに公開された。

 同クリニックはかかりつけ医が見つからないなどで、診察を受けられない人の不安を解消しようと設立された。平屋建てプレハブ施設(284平方メートル)で、診察室4室と、救急車からストレッチャーで直接運び入れることができる処置室2室などを備える。同センターに勤務する医師4人と看護師10人が診察にあたり、必要に応じてX線検査やPCR検査を実施する。

 同センターにある帰国者・接触者外来はこれまで一つの診察室で新型コロナ患者の対応をしていた。換気や消毒で1人あたり2時間ほどかかり、1日最大5人ほどしか診察できなかったが、クリニックを設置したことで20人程度を診察できる見込みだ。

 同センターの土肥直文院長は「患者が増える秋冬にはもっと効率をあげていきたい」と話した。同クリニックは完全予約制。県の帰国者・接触者相談センターに相談するか、地域の医療機関が保健所を通じて受診を調整する。(根本晃)