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 新型コロナウイルスの影響で、ホテル業界の苦境が続いている。外国人客の急減や東京五輪・パラリンピックの延期で、新規開業を先送りするホテルも相次ぐ。政府の緊急事態宣言が全国的に解除され、足もとでは営業再開の動きも出始めたが、どこまで宿泊客が戻るかは流動的だ。

 「新型コロナウイルスの影響で多くのホテルが休業するなか、我々は全てオープンしているが、厳しい状況に変わりない。(宿泊客の)約3割だった訪日客が、今はゼロという状況だ」。26日、JR新大阪駅前のホテルの開業式典で、アパグループの元谷(もとや)外志雄(としお)代表はこう話した。

拡大する写真・図版JR新大阪駅前にオープンしたホテルの開業式典であいさつするアパグループの元谷外志雄代表(右)=5月26日、大阪市東淀川区

 同グループは前日25日にも福岡・天神でホテルを開業。大阪市内のホテルは16棟目で、ビジネス客や国内外の観光客を取り込む狙いは変わらない。だが、観光客だけでなく、リモート会議の普及で出張などのビジネス需要も減るとみられ、逆境には変わりない。

 そこで、対策として6月末まで全国でシングル1泊2500円(税・サービス料込み)から泊まれるキャンペーンを打ち出した。「安いときに使って良さを実感してもらえば、適正価格になってもまた泊まっていただける」と元谷氏。新型コロナの収束後を見すえ、客を掘り起こす戦略をとる。

 新型コロナの影響で、東京や関…

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