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 米ツイッターは26日、トランプ大統領の二つのツイートに初めて、「事実を知って」という警告を付記した。トランプ氏が、投票を郵送する「郵便投票」について、不正投票を招くとツイートしたことに対する措置だ。トランプ氏は猛反発している。

 米国では新型コロナウイルスの感染拡大で、投票所に直接行かずに投票できる「郵便投票」への関心が高まっている。トランプ氏は26日、郵便投票について、「郵便受けが盗難に遭うだろうし、投票用紙は偽造され、違法なプリントアウトさえされ、不正署名されるだろう」などとツイートした。

 ツイッター社はこのツイートの下の部分に、「! 郵便投票についての事実を知って」という警告をつけた。警告のリンクをクリックすると、「ファクトチェッカーは、郵便投票が不正につながるという証拠はないといっている」と説明されたページに誘導される。

 ツイッター社は朝日新聞の取材に「これらのツイートは、投票手続きについて潜在的にミスリーディングな情報を含んでいる」と、警告を付けた理由を説明した。トランプ氏は26日夜、「ツイッターはいま2020年の大統領選に介入している」とツイートした。

 米国では新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、カリフォルニア州が州内の全有権者に対し、投票所に直接行かずに投票できる「郵便投票」を可能にする方針を発表している。(サンフランシスコ=尾形聡彦)