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 新型コロナウイルス対策で休校している栃木県足利市西部の市立坂西北小学校の校庭で、約15センチ大の足跡が見つかった。市によるとツキノワグマのものと思われ、校庭を歩き回ったとみられる。市教育委員会は6月1日からの学校再開を前に、坂西北小のほか、近隣の坂西中、葉鹿小、小俣小の三つの小中学校にも注意を呼びかけている。

 坂西北小の出島利夫教頭によると、足跡は今月24日、保護者が見つけたという。出島教頭は「普段なら子どもの声がしているのでクマも近づかないと思うが、このところ静かだったので近寄ってきたのでは」と話す。「校庭を使えないのでは児童がかわいそう」と、休み時間の前に、運動会などで使う「雷管」を数発打って威嚇する予定だという。

 市農林整備課によると、今月に入ってから25日までに、市内ではクマの目撃情報や捕獲連絡が5件入っている。関口佳和課長は「昨年も2頭捕獲している。市のホームページで情報を発表しているので、注意してほしい」と話している。(根岸敦生