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小説「一瞬の過ち」(4)

 古畑は言った。「先生、犯人はあなたですね」

 「そういうことは、軽はずみに言わない方がいいと思うな、古畑さん」「軽はずみに言っているわけではありません」「どうして私を疑うんですか」「疑ってなんかいません、確信しているんです」「教えて下さい、私が殺したという証拠はあるんですか」

 すると古畑は思わせぶりな表情を見せ、「んーむふふふふふふふ」と鼻に掛かった声で笑った。「実はあなたに会った瞬間から、この人が犯人だと分かっていました。私だけじゃない。あなたに会った人なら誰でも、こいつが殺したと思ったはずですよ」

連載を最初から…古畑任三郎復活!特設ページ
俳優・大泉妙殺人事件に挑む古畑任三郎。なぜ古畑は三谷先生が犯人だと見破れたのか。んーふふふ、答えは、この後。その前に、初回から読み直したい方はこちらへ

 そんなはずはない。はったりに…

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