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 東京都練馬区の80代女性宅に押し入り、現金を奪おうとしたとして、警視庁は、千葉市若葉区西都賀5丁目の無職渡辺健太(23)、東京都新宿区余丁町の風俗店従業員五十嵐征二(38)両容疑者を強盗未遂などの疑いで逮捕し、27日発表した。渡辺容疑者は容疑を一部否認しているという。

 強盗事件の前、この女性が約300万円をだまし取られる特殊詐欺事件も発生。警視庁は、同じ犯罪組織が両事件に関与しており、実行役を入れ替えながら同様の犯行を繰り返し指示しているとみて解明を進める。

 捜査1課によると、逮捕容疑は4月18日午前3時ごろ、無施錠の窓から女性宅に侵入し、現金を奪おうとしたというもの。現場に入ったのは渡辺容疑者1人で、抵抗されて逃走。五十嵐容疑者は車で送迎したという。女性は一人暮らしで、けがはなかった。3月上旬に、おいをかたる男から電話で「現金を貸してほしい」と頼まれ、約300万円を詐取されていたという。

 警視庁は3月中旬、別の事件で逮捕した男の携帯電話に、女性宅の位置を示す地図が保存されているのを確認。男が「指示役から『特殊詐欺でだまし取ったが、あと700万円残っているはずだ』と言われ、下見した」と供述したため、女性に避難を促すとともに、女性宅にカメラを設置して警戒していた。渡辺、五十嵐両容疑者は「闇バイト」を持ちかけるツイッターの投稿に応募したという。