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 大阪府立大学の作田敦准教授(36)は、次世代のリチウムイオン電池として期待される「全固体電池」の材料研究が評価され、今年度の文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞した。

 繰り返し充電して使えるリチウムイオン電池は、スマートフォンなどのモバイル機器や電気自動車に欠かせない。地球環境にも貢献するとして、昨年、吉野彰さんと米国の研究者がノーベル化学賞を受賞した。

 だが、電池の材料に使われる電解質が、液体の有機溶媒で、燃える危険性がある。安全性を保つために容量や出力に限界があるのも課題だ。液体だと長い間の使用で漏れが起きる心配もある。

 そこで、液体の代わりに固体の電解質を使う全固体電池が、安全で大容量、高出力の次世代電池として研究されている。

 だが、固体の電解質を使うと、液体と違って材料の中に隙間ができやすい。正極と負極を行き来するリチウムイオンが動きにくくなり、充放電がスムーズにいかない問題があった。

 作田さんは、硫黄の化合物の硫…

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