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 名古屋市の百貨店で中元商戦が始まった。売り場での3密対策を徹底し、ネット注文を促すなど、新型コロナウイルスの影響で接客は様変わりした。

 名古屋三越栄店は27日午前、「お中元ギフトセンター」を開設した。初日恒例の従業員によるガンバロー三唱は中止に。注文カウンターに飛沫(ひまつ)防止シートをかけ、客が座る席の間隔を広くした。試食もやめた。愛知県春日井市の主婦(69)は、「第2波が来ないか心配で、落ち着いているうちに買いにきました。あらかじめカタログを見て目星をつけています」と話した。

 店内の混雑を避けるため、客に送るカタログにはネットや郵送での購入を勧める案内を同封している。手探りのなか、前年並みの9億円の売り上げをめざす。

 松坂屋名古屋店もネットで注文を受ける。ネット限定の割引商品をそろえたり、配送料を下げたりしている。6月1日に開設する特設売り場では、客に順番状況をスマートフォンで知らせるサービスも導入する。JR名古屋高島屋と名鉄百貨店本店でも3日に特設売り場がオープンする。(三浦惇平)