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 熊本地震で大きな被害を受けた熊本県南阿蘇村河陽の京都大火山研究センター本館の復旧工事で、建物全体のジャッキアップ作業があった。地震で生じた傾きを修正する、工事最大の山場となる。

 国内初の大学の火山研究施設である建物は、標高約560メートルの丘の上に1928(昭和3)年にできた。鉄筋コンクリート造り地上6階・地下1階建てで、国の登録有形文化財になっている。2016年4月16日の熊本地震本震で地面が沈んで建物が傾き、基礎も損壊。内部も壁や床が壊れ、危険なため立ち入りできなくなった。現在は阿蘇市の仮研究棟で観測データの収集・分析や研究を続けている。

 復旧工事は昨年8月に着工。元の基礎を鉄筋コンクリートで補強した後、今年2月から3カ月かけて基礎の下114カ所に鋼管杭を設置した。杭は平均10メートルの深さの固い地盤まで打ち込んだ。今月14、15日の2日間でそれぞれの杭に取り付けたジャッキで建物の傾きを修正し、ジャッキアップにより平均10センチ、最大12センチ、建物を持ち上げた。その様子が15日、報道陣に公開された。

 今後は、ジャッキアップのため…

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