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 広島県呉市在住の映画監督・迫田公介さん(42)が呉でオールロケをした映画「君がいる、いた、そんな時。」が今月末から公開される。器用に生きられない子や大人の葛藤を描いた作品。新型コロナウイルスの影響で上映が危ぶまれただけに、迫田監督は「世の中は思い通りにはいかない。不器用でもいいから前を向こうと、そっと背中を押してあげられれば」と話す。

 呉市で生まれ育ち、上京して大学に。その後映画学校に通い、手がけた短編作品は国内外の映画祭で評価された。だが繊細な性格で壁にあたり、今回の脚本を準備していた約10年前にうつ病になった。3年間の療養後、14年に呉市に戻って再スタート。地元企業を中心に協賛を集めてロケを始めた。18年の西日本豪雨の影響を受けながらも、撮影を乗り切った。

 作品には、うつ病で苦しんだ体験が底流にある。「苦しい、死にたいと思う自分が恥ずかしい」。療養中、精神科の先生に打ち明けると、「苦しいと思う気持ちは本当のものだから、否定してはいけない」と諭され、穏やかな気持ちになった。「苦しみを認め、ままならない時でも前を向こう」と思った。

 今回の出演者のほとんどが地元…

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