拡大する写真・図版JR九州の青柳俊彦社長=2020年3月25日、福岡市博多区

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 JR九州は27日、特に乗客が少ない12路線17区間の収支を初めて公表した。全線区が赤字だった。非公表の線区も多くが赤字とみられ、鉄道事業の厳しい状況が浮き彫りになった。青柳俊彦社長は、路線維持に向けて沿線自治体などと協議会を立ち上げ、収支改善に取り組む考えを示した。

 公表したのは全22路線61区間のうち、1日1キロあたりの平均利用者数(輸送密度)が2千人未満の線区。このうち9区間の輸送密度は、30年間で6割以上落ち込んでいる。

 公表を2千人未満とした理由について、青柳社長は「一企業では維持が大変。ローカル線にスポットを当て、地元の皆さんと知恵出しをしたい」と説明。

 地元の費用負担や廃線の議論などについては「今は考えていない」と否定しつつも、「将来、信頼関係ができたときには、いろんな可能性が俎上(そじょう)に上がってくると思う」と含みを持たせた。

 北海道、四国、九州のJR3島会社では、北海道と四国がすでに線区別収支を公表。北海道では廃線となった例もある。

 線区別の主な収支は以下の…

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