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スポーツ好奇心

 「無事これ名馬」の言葉を体現するような馬がこの5月、ターフを去った。スズカルパン、11歳。GⅠ6勝のゴールドシップや牝馬(ひんば)3冠のジェンティルドンナと同期で、2011年秋のデビューから今年5月2日のレースまでちょうど100戦を戦い抜いた。JRA史上8頭目の快挙だった。ルパンは「幸運」な次への一歩を踏み出している。

 19日、スズカルパンの姿は滋賀県栗東(りっとう)市にあるTCCセラピーパークにあった。係の女性にひかれておだやかに柵の中を歩いたり、円上にゆっくり走ったり。健康維持と乗用馬になるための準備運動をしていた。

 同パークを運営する日本サラブレッドコミュニティクラブの山本高之社長(40)は、「うちに来て、2日目くらいまではすごい敏感な様子でしたが、すぐおとなしくなりました」。山本さんは、日本中央競馬会(JRA)の角居(すみい)勝彦調教師らと引退馬の支援活動に取り組んでいる。

 けがや成績不振で引退する馬が多い中、ルパンは2011年9月のデビューから100戦4勝。大きなレースには勝てなかったが、大きなけがもなく2着11回、3着13回とコンスタントに上位に入り、約1億6千万円の賞金を積み上げた。2日に最後のレースを10着で終えた。5日には山本さんのもとに、「ルパンが引退することになったんですけど、受け入れができますか」と打診があり、山本さんは受諾。9日にやってきた。

 競走馬時代、スズカルパンの調…

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