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ママが感染した 記者のコロナ闘病記(1)

 記者(37)は3月、新型コロナウイルスに感染しました。家族に感染させないよう苦心した隔離生活、入院、退院後も続く症状。今も大勢の命を奪うウイルスの恐ろしさを実感し、感染者のニュースに心が痛みます。国内全域で緊急事態宣言が解除されましたが、第2波への懸念は残ります。記者の感染経路も分かっていません。経験を伝えることで、少しでも感染拡大を防ぐことにつながって欲しいと願っています。

拡大する写真・図版イラスト・高田ユキ

味覚に違和感、決定打はにおい

 今思えば、最初の兆候は、1杯のホットコーヒーだった。首都圏で初めて、週末の外出自粛要請が出た3月28日。朝日新聞東京本社に出勤した私(37)はいつも通りにいれたコーヒーを、お湯っぽいと感じた。同じものを飲んでいた女性は「おいしい」と言う。ただ、この時はまだ、自分の味覚の異変に気づかなかった。

 国際報道部に所属する私は、中国・武漢市で新型コロナの感染が爆発的に拡大した1月下旬以降、電話やSNSを通じて感染者やその家族に取材を続けていた。その経験もあり、このウイルスがいかに感染しやすく、重症化すると怖いのかを痛感していた。2月下旬以降は対面取材を一切せず、週2回程度の出社当番を除き、可能な限り自宅で勤務していた。多人数での会食は延期かキャンセルし、外出の際はマスクをつけ、手は荒れるほど洗っていた。

 体に異変が起きていると確信を…

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