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 人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」など、数々のドラマや映画のロケ場所になった東京・神保町の大衆居酒屋が28日、店を閉じた。約40年営業してきたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出自粛で客が1日に2人だけの日もあり、4月から休業したままだった。ドラマの関係者からも、惜しむ声が相次いでいる。

 雑居ビルや飲食店が立ち並ぶ東京・神保町の路地裏。27日、大衆居酒屋「酔の助(よのすけ) 神保町本店」の店主、一山(いちやま)文明さん(66)は店先で、閉店を知って訪れた常連客らとあいさつを交わしていた。

 「ありがとうございました」「またどこかで」

 一山さんが店に来るのも、この日が最後だ。

本物だから出せる、庶民的な雰囲気

 「店は、自分の生活そのものだった。なんでこんなところで、という思いはある」

 創業したのは1979年だ。壁には、一山さんの手書きの約200種類に及ぶ名物メニューがびっしりと貼られている。ガンダーラ古代岩塩のピザ、明太子(めんたいこ)グラタン、和風ガーリックポテト……。メニューはところどころ破れ、色あせている。広い座敷には、酔客が夜ごとひしめき合った。

 15年ほど前から、昭和を思わせる懐かしい雰囲気がロケ場所として人気になった。「ドラマ好き」という一山さんは、依頼があれば次々と引き受け、昨年だけで約50回撮影に協力した。

 ドラマ「逃げるは恥だが役に立…

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