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 北九州市で新型コロナウイルスの感染者が再び増加している。新たな感染者判明は23~27日の5日連続で、計22人に。うち17人は感染経路が不明だ。北橋健治市長は28日の記者会見で「このまま続くと間違いなく大きな第2波に襲われる」と危機感を示した。

 市によると、22人のうち、別の病気で救急搬送されてCT検査などをきっかけに陽性が判明した人が6人。定期検診をきっかけに感染確認につながったケースもあった。12人が60代~80代で、高齢者施設や医療機関でのクラスター(感染者集団)が懸念されている。

 市は感染防止策を強化。濃厚接触者のPCR検査を従来は症状のある人にだけ要請してきたが、23日以降は全員調べるようにした。このほか、感染の有無を短時間で調べられる「抗原検査」のキットを市内の医療機関に配備するよう、国や県に要請する考えだ。

 また、28日からは市内43の公共施設を再び休館にし、今後対象施設を広げる方針。