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 口永良部島(鹿児島県屋久島町)の全住民に島外への一時避難を強いた新岳の爆発的噴火から29日で5年。住民は島の復興に取り組んできたが、新岳は断続的に噴火を繰り返し、警戒は解けない。島に渡り、災害への備えと住民の今を追った。(小瀬康太郎)

 25日、屋久島から1日1便の「フェリー太陽」で口永良部島へ。乗船時は新型コロナウイルス対策の検温と体調確認を受けた。約1時間40分後、港に着くと、白い噴煙を上げる新岳が見えた。火口付近は草木が生えず、地面がむき出しになっている。

 島中心部の本村区長で、5年前に避難誘導などを担った貴舩(きぶね)森さん(48)を訪ねると、毎月発行している地区便りを見せてくれた。「非常持ち出し袋や周辺住民との避難手順の確認を」との呼びかけが記され、火山活動の状況も紹介されている。「いつ噴火があってもいいように緊張感を持っています」と貴舩さん。島の消防分団の副分団長も務め、噴火や地震の情報は、LINEで団員がすぐに共有するようにしているそうだ。

 2015年5月29日午前9時…

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