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 新型コロナウイルス対策の臨時休校の影響で、学校再開後も学力に不安を感じる児童生徒をケアしようと、埼玉県鶴ケ島市は大学生を講師役として雇用し、個別指導式の土曜塾を各小中学校に開設する。7月から毎週土曜日の午前中を想定し、来年3月まで、夏休みなどを除き30回程度を予定している。市教育委員会は大学生の生活支援の一助にもなるとしている。

 授業時間は1回3時間で、小学生は国語と算数、中学生は国語、数学、英語。今年度の学習進度に追いつけるよう、基礎学力の定着を主眼に独自の教材を用意する。市教委は各学年10人程度と見込むが、希望者全員を受け入れる方針という。

 学生講師は計13の小中学校に4人ずつの予定。東武東上線と西武新宿線沿線の18大学・短大が連携する「埼玉東上地域大学教育プラットフォーム」の会員校などから計52人を募る。採用は履歴書と面接で決める。時給1300円で、当日の打ち合わせ時間も含めて4時間分を払う。

 学生たちの指導とまとめ役に、校長OBらも別に採用して各校へ配置する。(西堀岳路)