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 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、滋賀県が県民に要請している県境を越えた移動の自粛について、三日月大造知事は28日、県庁で報道陣に「経済活動も本格的に再開されてきた。人の移動も気をつけながら再開する段階に入った」と述べ、6月1日から解除する方向で検討していることを明らかにした。

 三日月知事は、関西広域連合委員会のインターネットを使ったウェブ会議後に答えた。県内や京都、大阪、兵庫の近隣3府県の感染状況、最後まで続いていた東京都を含む5都道県の緊急事態宣言が解除されたことなどを踏まえたとみられる。6月1日以降の方針は29日に正式に決める。

 県は感染拡大防止策として、県民の活動を大きく制限する「特別警戒」、制限を緩めるが継続する「警戒」、感染予防策をして活動を認める「注意」の3ステージを設けた。

 現在は警戒ステージ。今月31日までは県境を越えた移動のほか、51人以上のイベント開催の自粛などを求めている。

 5都道県への移動については「一定数の患者が出ている。不要不急のものは控えて、といった言葉を(29日の決定に)入れる観点で検討中」と話した。(鈴木洋和)