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 2018年度に申告所得が黒字だった企業は約103万社で、2年連続で100万社を超えたことが、国税庁のまとめでわかった。景気の上向きを反映しているとみられ、法人税額も前年度比1・6%増の12兆1638億円だった。

 全国の企業数は約273万社(連結法人は1グループ1社で計算)で、統計開始以来最多。このうち黒字企業は約103万社を占め、バブル期の水準に戻った。赤字は約169万社だが、割合としては9年連続の減少。リーマン・ショックの影響で最多だった09年度から回復基調となっていた。

 赤字の割合が高い業種は出版印刷業(74・9%)▽料理飲食旅館業(73・8%)▽繊維工業(73・4%)の順。最も低いのは建設業(56・0%)だった。

 来年公表される19年度分は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で数値の悪化が予想されている。(中野浩至)