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 中部電力は28日、稼働停止中の浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の4、5号機に、今年7月以降に新燃料を運び込むと発表した。新燃料の輸送は震災前の2010年9月以来約10年ぶり。核燃料メーカーから引き取り要請を受けたためで、「再稼働を見すえて輸送するわけではない」(広報担当者)という。

 中部電によると、今年度第2四半期(7~9月)に5号機に142体、第3四半期(10~12月)に4号機に144体を輸送する。核燃料メーカー「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」(神奈川県横須賀市)の工場から運ぶ。メーカー側から、工場を新規制基準に対応させる工事を円滑におこなうため、新燃料を早期に運びたい、と要請されたという。新燃料は、将来の再稼働後に使うことが想定されている。