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 「夏の風物詩」の花火大会の中止が相次いでいる。多くが新型コロナウイルスの感染防止を理由にするが、企業などからの協賛金集めが難しくなっていることも背景にあるという。業界全体が苦境に立たされる中、「悪疫退散」を願い、全国各地で一斉に花火を打ち上げる計画が進んでいる。(松浦祥子)

煙火部門、売り上げ97%減

 「花火業界は壊滅状態です」。関西や中国地方の花火演出を請け負う「國友銃砲火薬店」(京都市下京区)の煙火部長、上埜(うえの)昌紀さん(48)は肩を落とす。

 この夏に受注していた約70の花火大会のうち9割がキャンセルになった。このままでは、今年の売り上げは煙火部門で97%減。会社全体でも5割減の落ち込みだという。

 主催者側から告げられた中止の…

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