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 「スーホの白い馬」の壮大な大草原に、「かさじぞう」の繊細な雪の表情。幼い心をとらえた数々の絵本を手がけた故赤羽末吉さんの生涯をたどった本が刊行された。著者で三男の妻の赤羽茂乃さん(68)が、義父の生き方から学んだ、今の子どもたちに伝えたいメッセージとは。

拡大する写真・図版「スーホの白い馬」大塚勇三再話、赤羽末吉画、福音館書店

日本人初の国際アンデルセン賞

 4月に出版されたのは「絵本画家 赤羽末吉 スーホの草原にかける虹」(福音館書店)。茂乃さんが、家族ならではのエピソードも交えつつ、起伏に富んだ人生をつづった。

 末吉(1910~90)は、墨絵や大和絵の技法を駆使しつつ、風土や物語の本質を捉えた優れた絵本を多く残した。80年には「児童文学のノーベル賞」と称される国際アンデルセン賞画家賞を、日本人で初めて受賞した。今年は生誕110年、没後30年の節目にあたる。

拡大する写真・図版1983年、「いなばのしろうさぎ」を描く赤羽末吉=家族提供

 茂乃さんは、三男・研三さん(…

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