アベノマスク、使わないなら投票箱へ 栃木で寄付募る

池田敏行
[PR]

 新型コロナウイルス対策の一環で政府が全戸配布する布マスク。「アベノマスク」とも呼ばれ、県内でも配布が始まった。このマスクについて、栃木県那須塩原市は、市民から寄付を募ると発表した。市内17カ所に投票箱を置いて受け付けるという。

 本庁舎、西那須野支所と市内15カ所の公民館に6月1日から選挙用の投票箱を置く。未使用でも透明袋の封を切ったものは受け付けない。

 市は「政府から配布される布製マスクを誰かに届けたい、活用してもらいたいと考えている市民からご寄付いただき、必要としている市内の施設などに提供したい」と説明する。衛生面などを考慮し、投票箱を使うことにした。

 受付は6月30日まで。公民館では週末も受け付けている。市は「政府の布製マスクの配布を否定するものではございません」と説明している。(池田敏行)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]