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 英政府は28日、新型コロナウイルス感染拡大で延期が決定している第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)を来年11月1~12日に英北部グラスゴーで開催すると発表した。当初の予定から1年延期となった。

 COP26は当初、今年11月に予定されていた。会議に向け、国連のグテーレス事務総長は各国に、地球温暖化防止のための国際ルール「パリ協定」に基づく温室効果ガス排出の削減目標を引き上げるよう呼びかけていたが、日本は今年3月末に据え置いたまま提出した。

 その代わりに、COP26までに温暖化対策を追加で提出し、新たな削減目標は来年以降に改定される国のエネルギー基本計画や電源構成などと調整した上で見直すとしていた。

 COP26が1年延期されたことで、開催までに削減目標の見直しも議論できる可能性が出てきた。小泉進次郎環境相は「関係省庁、政府全体あげてしっかりとした戦略を描くべきで、その時間が与えられたと前向きに評価したい」と述べた。

 また温暖化対策の歩みを止めないため、今夏の終わりごろに、締約国が取り組みをオンライン上で共有する場を設けるよう準備を進めているとした。(水戸部六美)