拡大する写真・図版中国の「一帯一路」と日米の「インド太平洋構想」

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 世界のデータの95%は海底ケーブルを通って伝送されるとされ、その事業は欧米や日本がほぼ独占してきた。優位な立場を脅かされるのではないかと、米国は中国の海底ケーブル事業参入に神経をとがらせる。

 米ホワイトハウス高官は「同盟国や友好国が中国の関与するケーブルを使うようになれば、情報漏れだけではなく、有事の際に遮断されるリスクも高まる」と警戒。元米太平洋軍司令官特別補佐官のエリック・セイヤーズ氏も「中国は経済力とデジタル覇権で隣国を脅し、秩序を書き換える道具に使っている。それは軍事バランスにも影響しかねない」と懸念する。

 自国を起点にじわじわ勢力圏を広げる中国と、それを阻もうとする米国。双方の戦略がぶつかる最前線が、インド太平洋地域だ。

 昨年、米国防総省が発表した「インド太平洋戦略」は、この地域で「政治、経済、安保でさらなる拡大を追求しあつれきもいとわず独断的な中国と対決する場面が増えている」と敵対心をむき出しにした。

インド太平洋で影響力を増す中国に、米国は神経をとがらせています。後半では、日本も無関係ではない米国の戦略を追います。

 米国が軍事的プレゼンスを軸に…

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