拡大する写真・図版中国の習近平国家主席(右)の出迎えを受け、握手を交わす安倍晋三首相=2019年12月23日午後5時3分、北京の人民大会堂、岩下毅撮影

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 対中強硬姿勢を強めながらもアジア地域への関与で軸足が定まらない米国と、経済・軍事両面で影響力を高める中国の間で、日本も揺れ動く。

 「あれ以来、日本に戦略らしい外交戦略がない。何か考えろ」。15年、当時の政権幹部が国家安全保障局に指示し、検討したのが「インド太平洋戦略」だった。

 「あれ」とは06年当時の外相だった麻生太郎氏が唱えた「自由と繁栄の弧」。民主主義や人権の尊重など価値を共有する国との関係強化を図る構想だった。

 その時より軍事、経済両面で中国の台頭は格段に進んだ。新戦略の基になったのは、安倍晋三首相が掲げた外交理念だ。

 政権に返り咲いた12年、安倍氏は中国との「競争」に軸足を置いていた。

日本の対中政策は、18年の安倍首相の訪中を機に変化します。その裏側に何があったのでしょうか。後半では、その背景を解説します。

 「日本が屈すれば、南シナ海は…

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