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 大阪フィルハーモニー交響楽団が、創設者である故・朝比奈隆(1908~2001)の過去の演奏をインターネット上で無料公開している。クラシック専門のストリーミングサービス「カーテンコール」で6月26日まで。

 朝比奈は、大フィルの「象徴」として没後20年近く経つ今も人気を誇る。映像は、1990~2001年に朝日放送テレビが撮影したチャイコフスキーの交響曲第5番、ベートーベンの交響曲第3番「英雄」など全6曲を週替わりで配信する。その多くは、創立70周年を迎えた17年に大阪市のザ・シンフォニーホールでスクリーン上演されたもの。建て替え前の大阪・中之島のフェスティバルホールの貴重な映像もある。

 大フィルの所有する1998、99年の演奏会の記録音源も、フルで公開するという。

 新型コロナウイルスの影響で、いまも休演を余儀なくされている。広報担当者は「朝比奈の作った大フィルの個性をぜいたくに楽しめる映像。生前の演奏に触れられなかった人や若い世代にもオーケストラの魅力を知っていただきたい」と話す。

 3月にあった無聴衆公演の映像も6月21日まで配信中。詳細はカーテンコール(https://curtaincall.media/別ウインドウで開きます)。(富岡万葉)