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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、コンビニでは意外な機器の利用が急増している。店内にあるコピー機だ。混雑する役所を避けて住民票を取ったり、特別定額給付金の申請用書類をコピーしたりしているようだ。

 コンビニのマルチコピー機では、マイナンバーカードを使って住民票の写しや印鑑登録証明書など公的な証明書の交付を受けられる(一部自治体をのぞく)。ローソンによると、5月の交付件数は24日までで2月と比べて2割増えているという。広報担当者は「役所の窓口の混雑を避けるために利用する人が増えているのでは」と話す。

 また白黒コピーの件数は今月下旬以降に急増している。11~17日と25~27日で1日あたりの件数を比べると、約4割増えたという。緊急事態宣言が各地で解除されたことで人出が増えたことや、給付金申請に必要な身分証などをコピーする人が多くいるとみられるという。

 ローソンは外出自粛要請を受けてコピー機で独自のサービスも展開した。5月11日まで塗り絵やマスクの型紙を無料でプリントできるようにしたところ、利用は塗り絵で180万枚に、マスクの型紙で90万枚に達したという。(中島嘉克)