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 北九州市は29日、新型コロナウイルスの感染者を新たに26人確認したと発表した。同市の1日あたりの感染確認としては過去最多。23日から7日連続で計69人となった。28日には市内の病院2カ所でクラスター(感染者集団)が発生した可能性が確認されていた。

 市によると、28日は10~80代の男女21人の陽性が判明し、門司メディカルセンター(門司区)のスタッフ9人と北九州総合病院(小倉北区)の入院患者ら2人が含まれる。同病院では25日と27日に計3人の感染が確認されていた。市は、この二つの病院でクラスターが起きたとみている。

 また、27日に感染が分かった8人のうち、心肺停止で救急搬送された同市八幡西区の80代女性は同日深夜に死亡したという。市内の感染者で死亡した人は計3人となった。

 一方、福岡県の小川洋知事は29日夜、北九州市で陽性者が新たに26人確認されたことを受け、今月末までを予定していた接客を伴う飲食店とライブハウスへの休業要請について、北九州市内に限り来月18日まで継続する方針を明らかにした。

 外出自粛についても北九州市民には当面の間、県内外への不要不急の外出自粛を要請する。同市民以外の県民の外出自粛要請は解除するが、北九州市への移動は慎重に判断するよう求めた。

 北九州市周辺の県立学校については、6月1日から当面の間は分散登校を実施することも明らかにした。