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 群馬労働局が29日発表した4月の労働市場速報によると、新規求職者(パートを除く)のうち事業主都合による離職者が前年同月比43・4%増の1103人となり、2016年4月以来4年ぶりに1千人を超えた。有効求人倍率は前月と変わらず1・51倍だったが、新規求人倍率は1・92倍と前月比0・45ポイント減。労働局は「新型コロナウイルスの影響で、景気の不透明感が数字に表れた」と警戒する。

 4月の新規求人数は建設業が5カ月ぶりの増加となったが、他の産業では宿泊業・飲食サービス業が45・8%、製造業が40・7%、運輸業・郵便業32・6%と前年同月比でそれぞれ大きく減少した。全体では前年同月比19・6%減だった。

 労働局は「先行きが見通せない状況ではあるが、事業所には、雇用調整助成金の活用などで雇用の維持、確保に努めてもらいたい」としている。(寺沢尚晃)