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 鳥取県は29日、新型コロナウイルス感染症対策本部情報連絡会議を開いた。観光目的の県境をまたぐ往来について、6月1日から島根県に限り制限を解除することを明らかにした。

 制限解除の判断について、平井伸治知事は「島根鳥取は生活圏も一体となっており、家族のような存在。自県に準じた地域として扱える」と説明。28日に、丸山達也・島根県知事と電話で話し、観光による両県の往来については認められると合意したという。

 現時点では、お互いの積極的な誘客は行わないというが、平井知事は「観光業界回復の第一歩にはなるはず」。県立観光施設などに設置していた県外者の利用自粛を求める看板などについても、島根県民を含めない文言に書き換える。

 一方で、観光を目的としない県境の往来については、6月1日から首都圏、北海道を除き解禁される。会議の中で平井知事は県外ナンバーへの嫌がらせ問題にも触れ、「1日以降は、往来も自由化し、県外ナンバーも当然あることになる。親切な心を持ってほしい」と呼びかけた。(矢田文)