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 河野太郎防衛相は29日の記者会見で、NTTコミュニケーションズが不正アクセスを受けて顧客情報が流出した可能性がある問題に関し、自衛隊が同社の取引先であったことを明らかにした。河野氏は「NTTから不正アクセスの報告があった。しっかり調査をしてほしい」と述べた。

 同社は今月7日、同社提供のクラウドサービスの国内サーバーに対し、不正に操作した形跡を検知。28日になって、取引先621社の顧客情報が流出した疑いがあると発表した。

 企業へのサイバー攻撃をめぐっては、今年に入って、防衛省と装備品の取引がある三菱電機やNECが相次いでサイバー攻撃を受けていたことが発覚している。

 一方、河野氏はこの日の会見で、新型コロナウイルス感染の拡大防止のため、自衛隊が空港で帰国者の検疫などをする水際対策について、今月末で終了することも発表した。(寺本大蔵)