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 柔道の東京五輪代表に内定している男子73キロ級の大野将平(旭化成)と、男子81キロ級の永瀬貴規(同)が29日、オンラインで柔道教室を開いた。小5、6年生と回線をつなぎ、一人でできる練習を紹介したり、技やトレーニングについての質問に答えたり。新型コロナウイルスで大会の中止や練習の制限などの影響を受けている子どもたちを励ました。

 1年後の東京五輪で金メダルをめざす2人も、コロナ禍で満足に練習ができない状況は子どもたちと同じ。相手がいなくてもできる内股と大外刈りの練習を紹介した大野は、「柔道は指の感覚が大事。一人の時も柔道着を握って、練習に励んでください」と助言した。

 永瀬は公園の鉄棒にぶら下げた柔道着をつかんで行う懸垂を披露。「大会が中止になって、とてもつらい思いをしていると思う。このつらい、悔しい思いを糧にしてほしい。今できることを継続してやってください」とエールを送った。

 柔道着を着て参加した子どもたちからは、「将来の夢は大野選手を倒して日本一になること」という画面越しでの挑戦状も。「君が大人になるまで頑張ろうと思う」と応じた大野は、「たくさん質問してくれて初心に戻ることができた。次は、畳の上で一緒に汗を流そう」と呼びかけた。(波戸健一)